トヨタは富士重工株8.7%を保有する筆頭株主。共同開発を検討する新型スポーツカーは、車離れが進む若者らをターゲットに価格を200万円以下に抑える。排気量は2リットル以下になる見通しで、2010年の発売をめざす。トヨタは7月末にスポーツカー「MR―S」の生産を打ち切り、現在、トヨタブランドのスポーツカーはない。
搭載を検討している水平対向エンジンは振動が少なく高馬力。重心を低くすることができる方式で、ポルシェも採用している。ただ、他のエンジンに比べて割高で、搭載した場合に価格をどこまで引き下げられるかが課題となっている。
一方、トヨタ側からは、ダイハツの小型車「COO(クー)」(トヨタ名「bB」)を富士重工に供給。OEM(相手先ブランドによる生産)方式で、車名を変えて、早ければ来夏から年間6000台を販売する計画だ。
小型車は国内メーカー各社が力を入れるが、富士重工は200万円以下の小型車は「インプレッサ」の下位車種しかなく、品ぞろえが乏しいとの指摘が出ていた。OEM供給を受けることで、開発費を主力の「レガシィ」などに集中させる。
両社は今年4月から富士重工の米工場でトヨタの中型セダン「カムリ」の委託生産を開始。欧州ではこの秋から、ダイハツのOEM車を「スバル ジャスティ」の名称で発売するなど提携策を打ち出しているが、いずれも海外市場限定で、国内での提携策はなかった。
Posted by Takumi

