NTTドコモは26日、11月26日以降発売する新機種を対象に、携帯電話の端末価格が1万5000円程度高くなるが、月々の基本料を一律1680円割り引く新しい料金プランを導入すると発表した。これまで通り端末価格を安く設定した現行制度に近いプランも用意するものの、中村維夫社長は10月26日の会見で、基本料を安くする新料金プランを料金の中心に置いていく方針を強調した。 携帯電話の料金は、端末価格を下げるため、販売店に多額の販売奨励金を支払い、その分を通信料から回収する形を取ってきた。これを大きく改め、端末価格と通信料を分離した新しい料金体系を中心にする。 新プランは、「2年契約をすると基本料が半額」という割引の適用もできるため、最も基本料が安い「タイプSS」(通話料30秒21円、無料通話1050円分)で、基本料が3780円から1050円まで安くなる。また新プランに合わせ、端末の割賦販売も導入する。 一方で、端末を安い価格で買い替えたい人向けには、「基本料の割引がないが、2年の長期契約を条件に端末価格を1万5750円安くする」という現行制度に近い料金プランも用意した。 ただ、現行型の端末割引価格と新プランの2年間分の基本料の割引総額を比較すると、2年以上同じ端末を使う長期利用者はもちろん、2年に満たない短期間に端末を買い替える人にとっても新プランの方が有利になるケースもあり、新プランの方が有利だ。 中村社長は会見で「現行の料金体系は、市場が拡大する時期には有効だが、成長が頭打ちになってきた現状には合わない」と述べ、新機種購入者の半数以上が新プランを選択するよう目指す考えを示した。 新料金プランについては、ライバルのKDDIも11月から新プランの導入を行うが、新プランには「無料通話分」割引がないなど、現行型の方が有利になっているという指摘がある。【野原大輔】 |
Posted by Takumi

